FC2ブログ

新年のご挨拶

menuki-4.jpg menuki-3.jpg


(財)日本美術刀剣保存協会秋田県支部 支部長・清水英夫

 新年明けましておめでとうございます。昨年3月11日の東日本大震災では、至る所で筆舌に尽くしがたい被害を受け、多くの文化遺産も失われました。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
 さて、年頭にあたり会員各位のご清栄とご健勝をお祈りしつつ、所懐の一端を述べさせていただきたいと思います。昨年、支部長交代により、不肖私が二度目の支部長をお引き受けする事となりました。刀剣界の発展と日本文化財の保護推進のため、力不足ではございますが精一杯頑張る決意を新たに致しておるところでございます。皆様方には是非ともご協力のほどを宜しくお願い申し上げます。
 振り返りますと刀剣界華やかなりし頃の昭和47年9月、「第21回日本美術刀剣保存協会全国大会」が高松宮殿下ご夫妻をお迎えして秋田市で開催されました。参加者は実に543名でございました。会場には刀剣界の大御所、佐藤寒山先生、辻本先生もいらしておりました。その時、寒山先生は私に「清水君、刀剣を求める時は、少々高くてもいいから良い物を買いなさい」とご指導下さいました。それ以来私は先生の教えを遵守し、本当に良い刀とは何か?ふるさと秋田に残しておくべき刀とはどういう刀なのか?を勉強し、今日に至っております。
 私の先祖は佐竹家につかえた家臣でした。私が子供の頃、家には日本刀が約30振りありました。中には摂州住藤原助広(そぼろ助広)の脇差しもありました。しかし戦後、占領軍の刀狩りによって没収されてしまい行方が分からないままとなっております。
 刀は戦争という悲しい歴史を乗り越えて伝わってきました。そして大震災という悲惨な歴史を踏み越えて私たちは伝えてゆかねばなりません。日本刀は鉄の芸術品であり、世界に誇りうる鉄の文化でもあります。この素晴らしさと感動を若い人たちにしっかり受け継いでもらうためにも、会員の皆様のより一層のご協力とご支援をお願い申し上げます。
スポンサーサイト
プロフィール

刀剣秋田

Author:刀剣秋田
秋田刀剣研究会にようこそ!

カテゴリ
月別アーカイブ
最新記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク